打撃指標のOPSとは
MLBの選手の成績等に『OPS』という項目があります。
打率、本塁打、打点などの従来からの打撃指標に加えて、OPSなどの新しい指標も重要視されるようになってきています。
OPS⇒On-base plus sluggingの略
OPSはOn-base plus sluggingの頭文字を取ったものになります。
On-baseというのは『出塁率』のことで、Sluggingは『長打率』のことを表しています。
出塁率はOBP（On base percentage）、長打率はSLG（Slugging percentage）と書かれていることも多いです。
出塁率と長打率を足した数字がOPSということになります。
計算が簡単なわりに、得点との相関が高いことから、近年は主要な打撃指標として扱われています。
OPSの目安の数字
打率（AVG）であれば、3割（.300）以上であれば、ある程度率が残っているという共通認識があると思います。
OPSに馴染みがないと、打率3割のような基準も中々掴みづらいです。
OPSの場合は.800以上であれば、それなりに見栄えが良い数字です。
リーグや年によって平均も異なりますが、大体.700を少し上回るくらいが平均となっています。
.800だと、平均を少し上回っていることになります。
.900を越えるとかなり良い打撃成績です。
年間で.900を越えている打者はかなり限られてきます。
1.000越えも
OPSは出塁率と長打率を足したものなので、1.000を越えることもありえます。
1.000を越えている打者はものすごく優秀です。
年間で1.000越えであればMVP級の活躍です。
出塁率が高くて長打力がある打者は高いOPSの数字を残すことができます。
得点相関が高くて、計算が簡単な指標なので、MLBの選手の成績を見る時はOPSもチェックしてみてください。
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