球速を表すMPH(マイル)は何の略か
MLB中継などを見ていると、投手の球速表示に『MPH(マイル)』が使われています。
日本のプロ野球では『キロ』が使われているので、MLBに馴染みがないと違和感があるかと思います。
MPHは、『Miles per hour』の略です。
一時間にどれぐらいのマイル進むかを表したものです。
時速何マイルかということ。
日本のキロ表示の場合は『Km/h』という形で表示されることが多いです。
マイルの時は、この『/』の部分を『Per』にして文字として扱うことが多いです。
MPHは『M/h』ということです。
1マイルは約1.61キロ
1マイルは約1.61キロです。
1.6093と続くのですが、大体の目安として1.61(もっと大雑把なら1.6)として、キロ換算することが多いです。
90マイル⇔145キロ
91マイル⇔146キロ
92マイル⇔148キロ
93マイル⇔150キロ
94マイル⇔151キロ
95マイル⇔153キロ
96マイル⇔154キロ
97マイル⇔156キロ
98マイル⇔158キロ
99マイル⇔159キロ
100マイル⇔161キロ
投手のファストボール系の球速なら90マイル~100マイル辺りを把握しておけばOKだと思います。
90MPHが145KM/H、95MPHが153KM/H、100MPHが161KM/H、これら3つを基準にすれば、その前後の数字の大まかな感じは掴めます。
しかし最近は100マイルを越えるファストボールを投げる投手も多いので、さらに上の数字も見る機会が増えてきました。 (チャップマンなど)
Statcastが導入されて、最近は打球速度もMLB中継でも表示されることがあります。
打者の打球は、投手の投球よりも遥かに速いものが多いです。
中には120マイル近い打球もあります。(スタントンなど)
これまでは100MPH=161KMPH基準に投手の球速を見ていましたが、120MPH辺りのKM換算も自然にできるようにしていく必要があるかなと思っています。
ちなみに、120マイルは193キロです。
アメリカの単位には慣れるしかない
マイル以外にも、アメリカと日本では使われる単位が違うのものが多いです。
身長体重もフィートやパウンド(ポンド)です。
選手の身体的な面もアメリカの単位で理解できるようにしていかなければなりません。
野球やスポーツに限らず、日常生活でも単位の違いに悩まされることが多いです。
気温も日本は摂氏(Celsius)ですが、アメリカは華氏(Fahrenheit)で表します。
スーパーの食材の重さでも、パウンド(ポンド)やオンスも出てきます。
グラムに直すのが面倒なので、そのまま慣れていくしかないと思います。
『なんでアメリカはそんなわかりづらい単位使ってんだ』という意見もありますが、日本でも部屋の広さを平気で『何畳』とか言ったりするので、あまりアメリカのことを言えないような気もします。
それぞれの国に、それぞれの歴史があって、それによって今の基準があるということだと思います。
郷に入っては郷に従えではないですが、MLBを観る時はアメリカの単位でも理解できるようになれたほうが楽しめるはずです。
0 件のコメント :
コメントを投稿